雰囲気を作るのは私たち大人の役目!

鼎談の後編がアップされたようです。


そもそも自己紹介をするかしないかなんて、本当にどうでもいいことなんだよね。

要は自分の思うように振る舞ったって、
大したことじゃないんだよってことです。

どこか大袈裟でクリーンな潔癖文化の日本では、ちょっと考えれば分かるようなことに対し、あぐらをかくような、人の揚げ足をとるような捉え方をする癖がある。(ナントカ警察とか言うんですっけ?)

自分が自己紹介をしようがしまいが、
世の中なーんにも変わんねーしなぁ!

あたかも「正解」が最初からあって、
そんな暗黙の正しさを求められているだろうっていうプレッシャーを感じれば感じるほど、言いたいことなんて言えなくなる。
自分らしさなんて出せるわけがない。



先日、生徒の親御さんから連絡があり、2時間ほどお話を聞きました。

不登校児の進路に悩まれている親御さん、そして息子さん。

話を聞いていけば伝わるお母様の不安とプレッシャー。それをそのまま浴びたであろう息子さんの思考停止状態。

ママが不安なのは確かにそうなんだ、、シングルマザーでいっぱい背負ってる想いがありますもん。だけど、だからってその想いを半分でも肩代わりなんて、、、出来ないですよ中3の子に。

私が彼と進路の話になった時、
彼が一番に気にしていたことは学費とおうちの経済面でした。行きたいなと思った学校があったけど学費が気になるママ思いの彼は、両手放しにこの学校に行きたいなんて言えるはずもなく…

大人たちは悪気がない、
だけど子供たちは敏感にプレッシャーを感じている。

いい子でいようと、
優しくしたいと、だから自分を出すことが無意識に出来なくなる。

そのお母様の辛い思いは私とか周囲が受け止めますので、もしお子さんの本心が聞きたいのなら、、やっぱり大人が雰囲気を作ってあげるしかない。

大人だって泣きたいこといっぱいあるし、
私もシングルマザーで育ち、貧乏もしていました。うちの母は言葉にこそしませんでしたが、彼女の「不安な表情」はそのまま私たち子供たちにも伝わって険しい顔が癖になっていたことがありました。

子供ってお母さんが大好きだから、お母さんの不安を全部肩代わりしたくなる😢


大人が作った学校や社会の雰囲気に一生懸命に応えようとしちゃう。だから自分なんて後回しにするんだってばぁ。

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