カウンセリング - 話す

今日はチューサン男子のレッスン。

先週、当日キャンセルしたことを、かーさんにガッツリ怒られていた様子。

彼のかーさんは律儀の鬼で、そういうテキトーな行いをひどく叱る方で。

レッスンが始まった冒頭でその話を持ちかけた。ごめーん!レッスンのこと忘れちゃってた!と笑いながら言ってる姿を見て安心。そういうやりとりが出来るならもういうことない!と私は思う。

ただ、そろそろ彼も成長してきたことだし、かーさんの躾もあるので、一言私から提案をした。決まり事というよりは、これも社会の中でどう折り合いをつけていくかの練習の一つ。

結局人は、自分で意思を持って動かない限りはいくら周りが言ったところでどうしようもない。その子が何かに気づくならそうだし、そのタイミングじゃないこともあるし、それはやっていく中でしか見えてこなかったりする。

世界の人口の話、
ビジネスの話、
マリファナと法律の話、
音楽の話になって、
珍しく彼がおとーさんのことを口にした。

彼のかーさん曰く、
普段、家庭や親戚内では、その話はなんとなくタブーらしい。彼の中で自分の父親みたいにはなりたくない思いが浮き上がって見えた。

そうこう話が尽きなくて、
珍しく対話だけの45分が過ぎた。
今から英語やるのもなんだから、ポイントだけあげて終わろうねって。

ただ話しただけなのでレッスン代は頂かないですと、かーさんにLINEしたら、「カウンセリングしてもらってるから、レッスンとしてカウントして欲しい」という返事が来た。ほんとに律儀な方だな。

子供たちだけでなく、大人であっても、
こういう守られている環境でこそ人は健やかにいられるのだろうなぁと思う。

0コメント

  • 1000 / 1000