備えよ、Abandon Ship! 日本の近い未来とは?
“Abandon Ship!”
というのは、船が沈む時に船を離れるようにかけるかけ声のことである。
以前から日本在住の日本のたちと話す時に、
「日本の物価の安さが危険!」と伝えていたけれど、実際日本で暮らしている人たちは、その危機感を感じないと聞いていた。
安くて美味しいものが食べられるとか、
地方では特に、食材が安く手に入る。
確かに現状として、日本国内で働き住み続けるなら、収入と支出のバランスは安定しているので、さほど困らないかもしれない。
正直イギリス在住の私からすると、日本の物価と賃金の低さには驚かされる。世界のGDPのデータ比較も、過去50年の給与のグラフもいくらでも見てきたかもしれない。日本だけが何十年も昔のまま止まっているように見える。
日本人の海外移住者が過去最高となった事実の要因として、賃金の低さのみならず、社会の住みにくさも理由として挙げられるようになった。
安全性の面では確かにまだまだ高いだろうけど、コロナという「現代人にとって」未曾有の事態(
私たちは19世紀〜のスペイン/ロシア風邪を経験していない)はに、Quality of Lifeを見直すいい機会となった。
動き出す人と、
変わらない人。
人類はいつも多様であって
どの生き方に正解も不正解もない。
事実イギリスと日本では、ざっくり見ても3〜5倍ほど賃金が違う。私は今英語講師として、関わる子供たちに伝えているのは、英語学習のみならず、こういった世界と日本の比較だったり、価値観の違いだったりする。
なぜなら、日本の未来の大人である彼らにそれを伝えてくれるメディアはなく、残念ながら親の意識も十分であるとは言えないのじゃないかと感じる。
「社会が変わり出す前に準備をしておくこと」
「より多くの選択肢(海外で働ける可能性)を持てること」
その為には言語以外にも重要な異文化の需要というものがある。そんな話を噛み砕いて生徒たちに伝えている。
日本がどうなっても自分や自分が繋がっていくであろう仲間たちとサバイバルできるようにね。
(Pic: ニューロダイバーシティゼミの講義中に、講師の似顔絵を描いて学生気分を楽しんでいる)
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