「楽しめる人間」になる
親御さんたちからも、先生っぽくないと言われるハニーです。
まあ、自分でも先生でも講師でもないと思っていますし、ぽいかぽくないか、などというのは形があるようでないようなものですので、結構どっちでもいいことではあります^ ^
大事なのは目の前の戦士たち(生徒たち)がアゲ⬆︎であるかどうか!最も重要。
その子にとって、私との時間(頂いているお金も含め)が有効的であるかどうか。日本の英語学習の点数を上げていこうという目的だけだと、私のレッスンは向いていません。タイプ的に日本の英語教室が合っているんじゃないかなぁ?と感じたら、そのまま親御さんにお伝えして、私以外の英語レッスンを試されることをオススメすることもあります。
それでも親御さんやお子さんが私のレッスンをと感じてくださるなら、そこからまた親御さんと色んな側面からの話をし、思いの向こう側を探っていったりもします。私は関わるみんなが納得して有意義な時でないと、ただなんとなく過ぎていく時間だけでは満足しません。なので、なんかしっくりこないなぁと思えば、とにかく何度も親御さんに声をかけて電話をしたりコミュニケーションを取り、ベストになる状態まで持っていこうとします。
それはお子さんの年齢や性別、その子独自の経験からくる性格などによって、学びの方法を変えるべきだと思うからです。「学びのお医者さん」じゃないけど、処方箋とか治療法とか、その時その子に必要なサプリメントは個々によって大きく違います。
逆にお母様とはコミュニケーションを取っていても、お母様とお父様のコミュニケーションが取れていなく、目指してる教育の方向性にズレにいきなり気づく!ということもあるようですし、何よりお母様自身がどうしたいのか?というのを明確に持って頂き、私に伝えて頂くことが本当に大事なポイントになります。
時に大人でも子供でも、
本当の自分の思いに気づいていない!というケースもあります。教育の方向性に対して迷いがあり、今この年齢でどんな教育を子供に与えたいのかが、しっかり見えていない場合があることも珍しくないと思います。のびのびさせたいけど結果は残して欲しい、など多くの人が理想とするところかもしれませんが、そのバランスを取ってあげられるのは親であり、そんなバランスを作ったり与えてあげる環境が要になると感じます。
中には英語教室に通いながら、私のレッスンを取ってくださっている戦士たちもおります。子供達からはすこぶる人気です^ ^ 私のレッスンを辞めたくないと号泣してくれるお子さんもいらっしゃいました。(ありがとう)
今日の写真の戦士は、私のオンラインレッスンの古株ちゃん♡5年生で不登校です。軽い発達障害があるとお母様から伺っています。
好き嫌いの意思がハッキリしていて、イラストがとても上手。ささっと可愛い絵を描ける才能がありますし、イマジネーションやアイディアも豊富です。性格はかなりキュートで、一個一個をとても丁寧に喜びながらやる子です。
関係性を作り上げるまでは、レッスンの度に色んな顔が移り変わりしていました。気分が上がっているとき、モチベーションが低そうな時、気分でレッスンには出ないという日もありました。そうしていつも彼女を観察しながらお母様と連絡を取り合い、彼女に合ったスタイルを沢山試していきました。
私のレッスンには、決まりきった型がなく、その子に合ったオーダーメイドのレッスンを作り上げるのが特徴です。どこでどう子供たちが心躍らせるかわからないのでとにかく試す!
先日見せたイギリスの£50(ポンド)札の会話の時に、この子が反応しました!日本円と比べた時に時期によって価値が変わることが不思議で面白かったようで^ ^ 株の話や投資の話もしました。どうぶつの森?のゲームの中でも株が出てくると教えてくれました。
今はI like... I don’t like... や、What can you see? I can see... などを学んでいます。その学び方もまたその子に合ったスタイルをお母様と一緒に積み上げていっています。(アイディアの宝庫と言っても過言ではないほど、私の得意分野は子供観察とアイディアの実現化です♪)
私のレッスンはこんな感じで、ただレッスンの時間だけを過ごすのではなく、常に関わり合うようなコミュニケーション型のスタイルです。今ではこの子はニコニコで私のレッスンを週2回受けてくれています。おうちにいる時のそのままの雰囲気で嬉しそうに色んな話をしてくれています^ ^
勉強って楽しいやろぉ〜?って聞くと、
うん、楽しいよー!でもこれは勉強じゃない!と答えてくれます^ ^ 勉強か勉強じゃないかの区切りすらどうでもいいと思います。
人生のうちで何かに熱中できるかどうか?楽しめるかどうか?そこが何よりの基本。それは大人も子供も同じです。
残念ながら、
勉強したら、いい学校に行ったら、いいところに就職したら、そんな簡単な方程式はもうこの先の未来には残っていません。1日にプリントを何枚やったか?何時間勉強したか?だけでは親も安心できない時代に入っています。すぐに目に見える答えで安堵するより、先の未来を見据えた時に、どんな変化でも受け入れてフレキシブルに「楽しめる人間」の基盤を作ってあげることこそが、私たち親が今この小さい大人たちにしてあげられる最重要課題かと思います。
0コメント