愛されたくて生まれてきた
子供を育ててると、
毎日のように「Me! Me! Me!」と、
「自分を見てーーーー!!」「ほらほら、すごいでしょ?」「聞いて聞いて!」
という思いも声もあふれているのに気付きます。
これは人間が本来持つ本能であり、
至極自然なことであると考えています。
そして大人になってもなおその気持ちを常に持っている。それが私たち人間の特徴だと思っています。
なので対面する相手が何歳であっても、
どんな苦悩を抱えていても、
やっぱりその方の生い立ちや考え方、思考や癖が気になります。
そしてその中に必ずある私たち人間の性質である、「愛されたい」気持ちをふと感じるわけです。
こんな自分を愛して欲しい
こんな自分をそのままに認めて欲しい
どんな気分でも、いいねって優しく微笑んでもらえるだけを人は皆求めています。
ただ子供の時でも大人になっても、
そういう根底にある自分の本能に気づかないで生きている人は多いんだなぁとも感じます。
人間らしくて愛らしい部分なのだけど、
その想いはストレートには出てこなかったりしますよね。
怒ってみたり、捻くれてみたり、
拗ねてみたり、暴れてみたり、
憎まれ口を叩いてみたり、
愛されたい想いが強ければ強いほどに、
より悲しくなる表現で自分の強烈な想いを放出するのもまた人間の特性です。
大人になれば、客観的視点も出てくるので自己嫌悪などにも陥ります。そんな時があってもいいじゃない、でもほんとの素直な自分の気持ちに少しだけ気を向けてあげるのも悪くないです。
いじけた自分はなかなか意固地で、すぐには機嫌を直しませんが、これもまた人間の特徴として、
「素直になりたい」「さらけ出したい」という潔い面も十分に兼ね備えていますから、少しずつ絡まった紐を解いていくことだって可能です。解くうちにもっともっと心地よさを覚えるので、またより素直になります。
「自分は何のために生まれてきたんだろう?」
と考える人は多くいるかも知れませんが、
間違いなく私たちは「愛されるため」に生まれてきました。
「人を愛すため」よりずっと先に、
愛されることを知るために生まれました。
でもそんな頑固のままじゃ、愛されないんじゃないですか?
どうでしょうか?
Honey xx
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