“自分バイアス”
8:00AM | 臨床心理士の村中直人さんのお話
物事を考えるには散歩しながらが効率的。
今朝は犬の散歩をしながら、”生存バイアス“についてのお話を聴いた。
普段の自分の活動においても意識しておくべき大切な視点としてここにまとめたい。
資本主義の時代も相まって「成功法」とか、「手っ取り早く結果を出せる」だとか、テクニックや情報商材など有料メルマガが流行っていた時もあった。
そしてそれらはそのまま教育の分野にも浸透して、早期教育でどうやって天才に育てるか?みたいな謳い文句の子育て本が多く出回っていた。
そんな時代の流れにあって、ましてや画一的な日本社会において、子育てをしている親世代、そしてそんな親の元で育つ子供たちが影響を受けないはずがない。
日本から20年近く離れて生活してきた私が感じるのは、「生存バイアス」の他に、「集団バイアス」があると思う。
いかにみんなと一緒に足並みを揃えて歩けるのか、同じ意見を持つのか、他者への考慮を最優先にすることの美徳とか、とりあえず意見も疑問も持たずに「YES」と言うことで波が立たないとか…
成功することからも、マジョリティーでいることからも自由になれる、という”意識“に、気づいて欲しいと思いながら、自分なりに英語を通したコミュニケーションを取っている。
バイアスって知らないうちにかかっているし、
かかっていることにも気づかない場合も多いと思う。こんな選択肢だって、あんな選択肢だってあるし、存在している選択肢以外だってある。それは、自分が作り上げる生き方であり、「自分バイアス」ってやつだと思う。
自分が作ったわけじゃいけど影響を受けているであろう「なんとかバイアス」に一旦は気づいてみてから、じゃあ自分はどんな生き方を選びたいのか?という視点に立って感じてみるのも悪くない。
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