勉強用 - 精神分析理論5 <コンプレックス>
4) コンプレックス
誰もが持つ消滅しない偏癖
コンプレックスはどういう形で表出しているのかに気づくこと
(意識的に太刀振る舞える、よって振り回されることがないという理由) 対人関係トラブルや人生の失敗も減少する
1. エディプス•コンプレックス
子供が異性親に愛着を持つ心理
(夫のエディプス•コンプレックスによって、嫁姑のトラブルが激化する)
2. カイン•コンプレックス
親の愛の競争戦に負けた者が、他のきょうだいに持つ敵意、劣等感、競争心
(カインとアベルの物語)
3. ダイアナ•コンプレックス
女性が男性に負けたくない心理
女性であることを許容できないコンプレックス
4. スペクタキュラ•コンプレックス
女性の体を見たい男性の心理
男性に自分の体を見せたい、見てもらいたいという女性の心理
5. ナーシシズム
幼児性 (子供以外には病人にも多い)
自己中心性(世界は自分のためのもの)
万能感(世の中は思い通りになる)
自惚れ(自分ほど偉い人間はいない)
6. 劣等コンプレックス
誰もが持つ劣等感情
乗り越えれば(補償)成長
乗り越えないと劣等コンプレックスへ変質
慢性の萎縮•ひねくれ
7. 退行コンプレックス
幼児性が核
チャレンジを回避
他者に甘える
モラトリアム人間
私が感じるところ、コンプレックスに対し鈍感な人は多くいるように見える。「個性」そのものがコンプレックスで出来ていると思う。
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