イギリス人のサポート精神
先日オンラインの人たちとこんな話をした。
コロナが始まってすぐにイギリスのスーパーに人がごった返した時期があって、丁度日本でマスク値が高騰した時。
私も車で朝早くスーパーに行ったのだけど、レジの行列は凄まじく、1時間は待ったのかなぁ、、
その際、私は、とにかく誰かお年寄りをサポートできないかと探しまくった。お年寄りは大体の場合徒歩で買い出しに来ていたり、一人だったりするから、誰かが広い店内の買い物を手伝ってくれたり、家まで送ってくれたりしたらそりゃ助かるっていう、至極単純なことだと思うのだけど、
探せど探せど、一人困るお年寄りがいなかった。
みんな誰かしらに既についてもらっていて、困ってる人がいなかった。
この時期はイギリス人を改めて感じられたときで、街を歩けば至る所に助け合いが見られた。若い男の子が、代理で買い物に行きます!のビラを配っていたり、スーパーの入り口にもサポートする人とされる人のマッチング情報があったり、ボリスジョンソンの声がけで、予想以上のボランティアの募集があったり、子供たちは虹のイラストを描いて通行者に見えるように家の窓に貼った、「NHS(医療従事者)をサポートします🌈」毎日夕方決まった時間にテレビでボリスジョンソンが医療従事者に拍手を送るとき、みんなで家の外に出て一緒に拍手をした。感動せずにはいられなかった。
そんな話をした時に、ある日本の方が、「驚いたと同時にそんな環境に嫉妬する」と言ってくれた。
ほんとは今でも誰の中にでもある本能で、「人と助け合いたい」
生きてる間に、より多くの命がその体験が出来たらいいと願う。支えられることも支えることも、どちらも経験すればいいよね。
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