真は逆さまだったことに気付ける知性
分かりやすく目に見えるものは全てオプションだったと、人は人生のどこかの地点で気付くチャンスがあるようで…ふむ。
知性は人に与えられたギフトのようなもので、
成りたい形に成ることだけでは満たされきれないと気付かせてくれ、
成りたい形に成れないから、が、単純に不幸の根源ではないことにも気付かせてくれる。
社会の中に在る自己との狭間で、
“在るべき姿”みたいなものがぼんやり浮かんでいるけど、そこに向かって掴んだと思っても、実は自分で選んで作っていた幻だったんだと気付く。
それに気付いているにも関わらず、諦められない幻想への執着を持つのもまた人なんだろうなぁ。
じゃあ何を信じるのかというと、
自分が内に感じられる心地よさなんじゃないかなぁ。それは失われることもないけど、人とシェアすることもできない。時間をかけて自分の中で創り上げていくしかないから価値があるんじゃないかなぁ。
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