日本の恥文化を見直す教育を

Newspicksでは、意識が高く賢い親世代もファンがついている。ただいつもは、教育にフォーカスと言っても受験ベースなど、人を刺激しやすい内容を取り上げられがち。自己肯定感を育てるというアイディアが出ているわけだから、そこを掘り下げていくべく「次世代の意識発信者」としてこれからも頑張って頂きたい。こういった意識は、企業内での人材育成にも通ずる内容であると思う。


ここからが本題⬇︎

- 恥のないように

- それじゃ笑われるよ

- やりたくないことを文句言わずにやったらカッコいい、偉い


私はよくYouTubeでも書籍評価でも人のコメントを見ては人間観察をしている。

その中でもこういう日本人らしいコメントに「ん?」と立ち止まる。。。

これが所謂、

「他人軸」の根にある文化

のように思われる。

私も知らずのうちに家族に使ってたりするかを考えてみた。。。

逆に私の場合は、言いたいことをストレートに言わないで嫌味で表現することがある長女が(彼女に限らず私にも当てはまるだろう女子あるある)、自分の気持ちをストレートに発した時に、よくぞ言った!と褒めることはあるけれど、我慢する方で褒めることはまずなく、言いたいことを言っていないときは言葉をかけて、想いを表現する大事さを女同士で話している。


世間や他人に対しての「恥」とか「見栄」とかがベースとなってるこの日本文化。イギリスに20年近く住んでいるとやはり遠い昔の消えかけた昭和の匂いがする感覚。

でも実際40代以上の親世代って、こういうこと普通に口にしてたりする?!だけどそれはその人たちが悪いわけでもなく、そういう文化がまかり通った、むしろそういう考えこそが正しかったとされていた時代のせいだと言えるだろう。

(子供が受ける親からの影響は6%という調査結果はあんまりピンとこないのだけど、、)親が作り出すその家庭の文化こそ大きく子供達に影響を与えるであろうし、同じように国の文化もまた国民にこういった根強い影響を与え続ける。。そしてそれが嫌でも受け継がれていく。。

国民を戦争に駆り立てる際に、いかに国の勝利を収めるかにかけていた日本にとって、そんな脅しとか、恥をかかせることで精神的に彼らを誘導し追い込むことが、一番真面目な日本人には有効的だったろうと安易に想像できる。


神風特攻隊の人たちと、イスラム教徒の過激派が同じ感覚かどうかはまた違うように感じる。神風特攻隊が残した最期の手紙を読めばそれを感じる。彼らは決して愛する家族を捨てたいわけじゃなかったはずで、愛する家族以上に自分のプライドや国家が大事な人なんて存在しないだろうと。。ただそんな選択肢を選んで生きる道すらその時代には用意されていなかっただろう。断れば、貴様は日本の恥だとしてイジメられ、蔑まれ、ボコボコにされるだけで。。。同調圧力は今もなお日本に蔓延っている。これはまた炎上する有名人の話にも繋がると思われる。


「絶対やってはいけない子育て術!」

として最近言われていることは、そのように恥をかかせたり、脅迫することだったりする。


私たち昭和世代の親たちが(私たちの親世代は既に子育てをずっと前に終わっていて、余生を楽しむフェーズに入っている人も多いかと感じるので、そこをどれほど突いても何も出てこないだろうし、今更のようにも感じる)、私たち現役の親世代ならまだ聞く耳があり、現在進行形で子を育む立場としては、こういったことに目を向けてアイディアを出し合うのはとても価値があることではないかと感じる。



ps 前に書いた「子育てのオンラインサロン記事」に今でもアクセスがあるなぁと感じます。そういうサロンは実際に増えているし、沢山その機会がある時代だと思います。やはり話し合うことで新しいアイディアをもらいその意識が自分をいい風に変えてくれます。そんな意識のあるママたちが1人でもこのブログを見てくれていたら嬉しいです。

Honey x

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