自我という本能
今日のブログは、私の活動内容を少し詳しく織り込んでいこうと思います。(より一般的で、まともなブログ記事、のように書こうと思います、笑)
9月からの息子の進学に備え、少し前に引っ越しをしました。その為2週間ほどレッスンをお休みさせて頂き、また再開したわけなんですが、、
私のレッスンは一度に8回分のレッスンチケットのような形でまとめて購入して頂いていて、ほとんどの生徒の方が毎週受けて下さるわけですが、不登校中の中学男子生徒が、4月から少し学校に通ってみるから私のレッスンを一旦休もうかなと言うので、それはいい案だと思う!という話をその子としていたわけです。
その旨をお母様にも話したく、定期的にお母様には連絡をしているので、こういった大事なことをお伝えするタイミングでLINEを送るわけです。(毎回のレッスンでも、フィードバックを全てのお母様にお送りしていますが、より向き合う為にはやはりLINEやお電話で対話するほうがずっとコミュニケーションが取りやすいです)
「息子さんが4月から学校に行く為に、生活パターンを調整もしたいから、暫くはレッスンを休むかもとおっしゃっていました。嬉しかったです!」と報告を入れました。すると、どうやら不安げなお母様のお返事。。
というのも、、
学校に行くとなるとまた我が子が荒れるんじゃないか、、とご心配だということで。。
今月の頭、引っ越しで私のレッスンが休みだった2週間の間にも、息子さんが荒れていたということでした。。
確かに私との英語のレッスンでは、英語以外にも、本に書かれているお金のことや稼ぎ方、思考法について話し合ったり(今はキンコン西野氏の「新•魔法のコンパス」を読み進めています)、近況を聞くことや、イギリスの歴史的クイズや社会的な話の中から、彼の意見や想いを引き出したりします。
1時間のレッスンをご予約頂いていますが、長いときは1時間半くらいかけてじっくりその子と向き合います。確かに学校に行っていた時は今よりも不満が溜まっていたので、想いが溢れ、言いたいことも愚痴もたくさんありましたが、逆に学校に行かなくなって穏やかに過ごしていて、レッスン時間も1時間ちょいで終わることも続いていました。(オーバーした時間は私からの応援として無料で提供させて頂いています。私は自分が動けるという幸運を日本の人に還元したいと考えています。母子家庭で頑張って生活をされているお母様にはなおのこと応援したい気持ちで取り組んでいます)
私は「あははw」とあえて前向きな思いでLINEを返しましたが、、
確かにその子と常に向き合う必要のあるお母様にとっては、学校に行ってくれることへの期待の一方で不安が募りますね。
お子様が荒れるとお母様も乱れますから、
より言いたい想いがお母様だって溢れます。お母様のケアも私のとても大事な仕事であると自覚しています。親子関係こそ生活、そして心健やかに過ごす源なので、いつもその様子はお話を聞かせてもらい、いろんな角度からお話をさせて頂いています。
お母様のハピネスが全て!と言っても過言でないほど、ママのハートが穏やかかどうかが、本当にお子様にとって大切なこと。そしてお母様もお子様もどちら共に人であって、その人たるや、自我の塊であるのが「当たり前」だと考えています。
だからこそお互いの言い分もあれば、思考の仕方や癖、お母様に関してはご自身がどのようなご家庭や環境で育ってこられたのかなど、どれもとても重要なキーポイントとなります。それは人間誰しも同じことが言えます。〜のような考え方のベースに、〜な家庭環境があった、経験があった、だからパートナーに対して、自分の子供に対して、大人になっても〜な態度をとってしまう。じゃあそんな態度の裏に隠れたどんな自我があるんだろう?
学校に行きたくないと思う自分の心の奥底にある自我ってどこからきて、それはどんな思いを成し遂げたいと思っている「自我」なんだろう。
そんなことを親子それぞれ違う人間として、それぞれに向き合わせて頂く。。。素直になった時にそっと自己と向き合いながら、自分らしさを感じながら、、あぁこんな自分がいたなぁって気付くだけだと思います。何も理想の誰かになる必要はなく、皆にあるその人の良さとか、その人らしさに気付くだけでいい。。
そんな「その人の自我」が、起こる問題の中で、ネガティブな癖として現れることが多々あります。自我はポジティブにもネガティブにも現れますが、大変で余裕のない問題時は、やはり強く執拗に現れるので、一見するとネガティブで面倒なことのように映るので、人(家族)との衝突に繋がってしまいます。
私はいつだってその人の中に既に存在している「自我」を自由にしてあげたい気持ちでいます。いつだって信じられるのが「自我」。何故ならそれは小さい頃から一生その人の中に生きて変わらないものだからです。自分としても他人からも気持ちの良い自由な自我として受け止め育むか?余計なものだと邪険に扱うか?そこに少しだけアイディアのエッセンスを数滴垂らすだけで、その方々の「自我」が羽を生やして自分らしく気持ちよくいられるんだと、不登校に悩まれる親子の方々と触れ合いながら体感しています。
「自我」って、本当はただハッピーに存在していたいだけですよ。
私は日本人だけれど、日本に住むことを選ばない自由を求め、いつでも自分に真っ直ぐでいる、きっと少しだけ日本にいる日本人とは違いますが、こういうちょっと変わった日本人が言う言葉が、妙にしっくりきたりすることもあるようです^ ^
最後に、、
そのお母様が息子さんに私のことを聞かれたそうです。すると、「母さんと話してるより、ハニーと話した方が楽しい。だってハニーは頭がいいから!」と言っていたと教えてもらいました、笑
学びは確かに好きですが、逆に日々学んでいないと、未来を生きる子供たちとは対話できるわけがない!と自覚していますからね。
あなたの自我はどんな生き方をしたいと叫んでいますか?シェアして下さい^ ^
Honey xx
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