在るのも愛、無いのも愛
この間クラブハウスのルームで、こんな話をされていました。
「愛と恋の違い」について。
こんな哲学的な話は大好物なので、終わりがけのルームであったにも関わらずスピーカーに上げさせて頂き少し発言をさせてもらいました。
恋は、瞬発的な感じで、咄嗟に生まれ出るもののような気がします。瞬間湯沸かし器的な。だから我に帰れば、サクッと冷めてしまうこともある。一時的な病とも言えそうです。
一方で愛となると考えるのが面白そうだなぁと思いました。とあるスピーカーの方がおっしゃっていたのは、「愛は後付け」例えば子供が生まれ育てて行くうちに生まれてくるものだと。確かにそうかもしれません。可愛がるという行動から、愛情という感情がより生まれてきたりする。
ただ私の考えは少し違います。愛には陰陽の両面があり、ただ美しいだけのものでもないし、その逆のドロドロしたものだけでもない。生まれるものではなく、在るもの。人でも動物でも植物でも、「在る」イコールそれは「愛」なのじゃないかと。。
愛は生きること自体な気がします。
じゃあ死んでしまったら愛自体も無くなってしまうのか?と言われたら、そうじゃないですよね。一度生まれ存在したものには、それが無くなっても愛は他の人の中で生き続けたり、命の数珠繋ぎのように受け継がれるものかもしれないし。
愛おしいのも愛だけど、憎しみも愛。
在るのも愛だけど、無いのも愛。
面白いですね。
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