勉強用 - 精神分析理論2
精神分析の人間観
人間は本能の塊 - 行動を突き動かす先天的な原動力が本能として備わっている
生の本能 リビドー
死の本能 タナトス 知性: 分析&歯で噛む(破壊)、挑戦、
これらの調和的共存
生きることは生と死の本能を表出し解消していくプロセス 目的などは本来ないものとみなす
目的を探すー本能充足
本能充足の原理ー快楽原則(pleasure principle)wantの原理: サボる心理、離婚など、幼児、子供っぽいおとな
生きることは欲求充足をはかることという考え
とは言え、諸般の情勢=現実原則(reality principle)shouldの原理、を考慮して慎重に行動する、現実感覚、現実能力、欲求不満耐性、おとな
人間は犬猫と違い、後天的に学習をしているから、快楽原則に支配されつつも、現実原則に従っている。精神分析は基本的には、生物主義的な人間観に立ちつつも後天的環境の作用(学習)を重視
おとなになること: 快楽原則➡︎現実原則へ移行すること
「快楽原則=現実原則」: 昇華
後天的な学習の結果として、二つの原則のバランスが悪い場合もある
欲求充足≒性格(幼少期の家庭生活に左右される)
決定論、因果論、Determinism
実存主義的アプローチ:
人間の主体性を主張、Determinismを粉砕するのが人間らしいあり方
vs
精神分析の人間観は決定論•因果論に基づくものの過去の影響下から解放される必要がある
➡︎「無意識の意識化」: 万能ではないにしろ、振り回されなくなるために、どんな体験がどんな行動を支配してきたかを知ること
気付いただけでは自由にはなれないこともあるから、行動療法や論理療法を導入
意識化の足りない生き方: 酔生夢死
ー 悩むべき問題を悩むこと vs
悩むに値しない問題に悩むこと
“精神分析を受けたら悩みは消えるでしょうか”
フロイト: “あなたのつまらない悩みは消えるでしょう。しかし人間としての悩みは益々増えるでしょう”
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