勉強用 - 精神分析理論4 <性格構造論>
3) 局所的見地 (性格構造論)
topological: 性格を平面図的に解剖
⬇︎精神分析上の「性格」3つのバランスを取らせるのが精神分析療法の一つの目標
【エス(イド)】
本能的欲求 - 従う食欲、性欲、攻撃欲、甘え(依存)欲求
基本的には快楽原則に従っているが、現実原則に対し形を変えて表現される「現実的な判断ー自我(エゴ)」
⚫︎ エスのみが旺盛だと快楽主義者となる
⚫︎ エスが貧困だと自我も超自我も弱々しくなる
自我&超自我のエネルギー源はエスにある
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【自我(エゴ)】
後天的な学習の結果(養育者から禁止命令、称賛、処罰を受けながら身についていく
自我が外界を観察するのは心理経済的に無駄なため自我の一部が無意識化し自動行動を律すること「超自我」
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【超自我(上位自我)】
「良心」のこと
殺すなかれ、姦淫するなかれ、盗むなかれ、騙すなかれ
養育者の価値観と文化で形成される
よって養育者が病的性格だと子供の超自我も常識から外れることがある
生き抜くためには「文化の変化」により超自我を変化させる必要がある
厳し過ぎる超自我ー慢性自己懲罰、自己非難をもたらす
判断力、柔軟性、欲求不満耐性の源泉でもある
⚫︎ 自我の未熟さー引っ込み思案、気が弱い、お人好し、わがまま
⚫︎ 発達し過ぎた自我ーずる賢い、ロマンのない人間
【結論】
健全な人間➡︎適度な色気と食気(エス)、適度にちゃっかり(自我)、適度に精神的崇高性(超自我)がある
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